山秋 真(やまあき・しん) フリーランスライター

1992年から石川県珠洲(すず)市へ通いはじめる。1993年、日本大学芸術学部卒業。以降、原発計画にゆれる珠洲と、計画に関連する2つの裁判の傍聴に通う。2003年に計画が凍結された後、社会学者の上野千鶴子氏のもとゼミで学び (2005-2009年)、『ためされた地方自治——原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年』(桂書房、2007年)を上梓。同書で平和・協同ジャーナリスト基金荒井なみ子賞(2007年)、松井やよりジャーナリスト賞(2008年)を受賞。

 

2010年9月から2011年8月までの1年間は、原発をつくるための海の埋め立て工事にあらがう西瀬戸内海の祝島(いわいしま)に延べ190日以上にわたり滞在。その後も祝島へ通って、『原発をつくらせない人びと——祝島から未来へ』(岩波新書、2012年)を上梓。現在も祝島へ通い、上関の原発計画をめぐる状況と、同計画に30年以上あらがいつづける祝島の人びとの声に耳を傾け、発信をつづけている。

神奈川県出身。


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